自分の健康をコントロールするために大切なこと

自分で自分の健康をコントロール

出来れば、コンビニで栄養ドリンクに

手を伸ばすこともないし、

不調のたびに、薬に頼ることもない。

わざわざダイエットの必要だってなくなります。

さらに言えば、いつでも集中できる

状態なので、効率よく仕事がでるし、

プライベートの時間も増えるんです。

体調による機嫌に左右されることもないので、毎日がらくちんです。

そのために、大切にしていただきたいのは、

１．自分の状態をよく観察する

２．正しい健康のための知識を学び、理解する

３．実践し、習慣化する

という３つのことです。

１．自分の状態をよく観察する。

健康とは、心や体に痛みや不安がない状態。

病気でなくても、正常な人間の

心や体の働きができていなかったり、

なんとなくの違和感がある状態は、

あなたの心や体からのメッセージです。

頭痛、下痢、便秘、冷え性、肌荒れ、

アトピーなど体質と決めつけている

状態はもちろんのこと、

足のくるぶしだけかゆいとか、

汗が部分的にしか出ないとか、

なんだかイライラする、

何もないのに憂鬱、

たくさん寝てるのに起きるのがツラい、

ランチをたべると眠くなるなど、

全てがメッセージです。

自分の心や体の状態をよくみて、

どうしてその現象がおきているのか、

原因を知ることがたいせつです。

２．正しい健康のための知識を学び、理解する

今の時代、これが一番むずかしいですよね。

情報はあふれているのに、

何が正しい情報なのか分からない。

見極めはむずかしいけど、

いくつか言えることがあります。

それは、

単一的なコト、断片的なコト、

だけをやっても意味がない、

ということです。

〇〇というスーパーフードがいいよ、

と聞いてそれを食べたとしても、

他の栄養のバランスがとれていないと

そのスーパーフードの栄養もきちんと

効果がでないし、それを過剰にとっても

体の負担になってしまうし、

そもそも、その栄養素を吸収できない

体の状態だと意味がないし・・・・。

更にいえば、栄養のバランスが整って

いたとしても、睡眠に問題があれば、

成長ホルモンも、疲労回復ホルモンも、

正常に出せない、感じられないなど・・・。

ここ数年、ひどいなと思う例は、

「糖質制限ダイエット」。

情報が不十分で、

「糖質制限するだけダイエット」になっている

情報をよくみかけます。

確かに糖質を制限すれば、

血糖値の乱高下や、余分な糖質によって

ぽっこりお腹になることもありません。

だけど、元々糖質をエネルギーとして

体を動かしていたのに、それを制限した後、

他の何をエネルギー源として補給するか、

そして、食事量としても何を増やすべきか、

どんな微量栄養素が不足しがちになるので、

以前よりどう気を付けるべきか、

それらの情報がすっかり抜け落ちてしまっています。

代わりのエネルギー源もなく、

微量栄養素もプラスせず、

そもそも糖質を抜いた分の量を増やさなければ、

やせるかもしれないけど、お腹はすくし、

エネルギーもないし、体に不調をきたし、

危険になることは当然です。

それに、

ライフスタイル（仕事や運動の種類）

によっては、糖質を摂った方が良い人や、

摂った方が良いタイミングというのもあったりします。

情報の良し悪しの見極めはむずかしいけど、

その情報を利用するときには、

常に、栄養のバランスや、

食事以外のライフスタイルのバランスに

ついて必ず考えて、総合的に理解しましょう。

３．実践し、習慣化する

あなたが実践している健康法や

ダイエット法が、ツラく、キツい

ものであれば、習慣化はできないし、

それは何かがまちがっている証拠です。

大人が毎日歯磨きをするときに、

「予防のためだからやらなくちゃ」と

シブシブやる人は、いないと思います。

やらないと、口の中が気持ちが悪いし、

変なニオイもしてくるし、

子供の頃からの習慣というのもあるけど、

生理的に気持ちが悪いからです。

悪い習慣でも、自分が慣れ親しんだ

習慣を変えるのは、勇気がいるし、

抵抗があるかもしれません。

最初の数日は、なんとなくの違和感がでると思います。

でも、

何キロもの重りがとれて軽くなったら、

肌の乾燥やアトピーで常にかゆみを感じる

イライラから解放されたら、

ぼーっとした頭がクリアになって、

仕事が集中してスイスイできたら・・・・。

自然とその状態を続けたいと思い、

習慣化できるようになってしまうのです。

だって、気持ちが良いし、自分が楽だし。

毎日のことですからね。

ツラくてキツイ、続けられない健康法や

ダイエット法は、間違っている！

習慣化できないと、意味がない！

と覚えておいてくださいね。

最後に、

正しい健康のための知識を理解し、

習慣化して、体によい感覚を落とし

込んでいれば、

少々羽目をはずしたり、

うっかり何か悪いものを食べて、

体に不調がでたとしても大丈夫。

それは何が原因で、どうやったら

リカバーできるのかが分かるようになるし、

実際に、自分で自分の健康をコントロール

することができるようになるのです。

是非、

１．自分の状態をよく観察する

２．正しい健康のための知識を学び、理解する

３．実践し、習慣化する

を実践してみて下さいね。